Event (Japanese)


RC-808 “Drum Rap” コンテスト

オリジナル”Drum Rap”データを作ってコンテストに参加しよう!

開催期間:2021年9⽉9⽇(⽊)〜11⽉30⽇(⽕)

公式ハッシュタグ「#recreate808」をつけて、作品をインスタに投稿しよう!
応募の詳細はこちらから。
応募作品はここからCheck!

| はじめに | 経緯 | 概要 | 募集要項 |
| 参考曲 | 景品 | FAQ |

変更履歴

はじめに

今からおよそ半世紀前のアメリカでの楽器ショーにて、ローランド創業者の梯氏が自分達が開発したリズムボックスにエクスプレッションペダルでアクセントをつけてデモ演奏をしているドン・ルイス氏を見かけ、声をかけたことがきっかけでした。
この時、業界で初めて、単調な自動リズムにノリ、のちのグルーブが導入されたといえるでしょう。

かつてローランド初のスタジオ用ドラムマシンTR-808で、キックドラムのディケイ・タイムを延ばせるようになったときは、業界の失笑を誘ったものでした。しかし、前衛的なDJがこのパラメーターを演奏中に変化させ、さらにリック・ルービンはこれをサンプリングし、ピッチを変えてその重低音をBassとして使い始めました。ドラムマシンがラップし始めたともいえます。

808によってこのように新しい音楽潮流が始まっていたことも知らず、私(アナログマフィア代表 菊本忠男)は後に、MIDIプロトコルのベースになる電子楽器の通信規格を設計していました。
ドラムトラックにアクセントはあるのに、ゲートタイムやピッチが無用になることに違和感がありました。これは冗長回避のためとはいえ、当時は非常に心残りでした。
後にこれらを活用することを提案したところ、失笑はされないものの、周りを困惑させてしまいました。

一昨年、40年前にコストやアナログ部品の体積、性能限界で断念したドラムシンセサイザーをソフトウエアで再現、再挑戦するRC-808を無料でリリースしました。
これでアナログの限界を超えた、アナログマナーでダイナミックな音を合成できるようになりました。
同時に、808の後継TR-909で断念廃除していた、ゲートタイムとピッチを導入したサウンドとパターンを生成できるようにもしました。

RC-808の打楽器には仮想的にフットペダルが装備されており、オープン/クローズして発音を延長したり、ミュートすることができます。つまり全ての楽器で、Hi-Hatワークのような多彩な演奏ができる筈です。

一昨年の808Day にこれを公開した時に、この機能を活用したデモ曲を紹介しましたが、注目度はいまひとつでした。そこで今回は改めてドラムのソロでなく、個々の打楽器のソロをHi-Hatワークのように演奏して、新しいリズムパターンを作成することをテーマにしました。

コンテスト開催への経緯

このテーマに注目してもらうためにはコンテスト開催が最適だろうということで、お題(参考)曲をアナログマフィアのチャンジ氏に依頼しました。
初めは、オープン/クローズするBDとSDと言われてもアイデアが発散し集約しないと悩んでいたようですが、たまたま調べものでHip-Hopを検索していたところ、Rapの3要素であるリリックス、ライム、フロウが、オープン、クローズ、ピッチなどと対応し、類似性があったので、「ラップするドラム」というメタフォを提案しました。

彼はたちまちインスピレーションを得たようで、一気に書き上げた10曲ほどのパターンは、予想以上の展開になっていました。こんな逸材が身近にいたことは幸運でした。
しかしヒップホップやラップには門外漢の我々によるDrum Rapなる珍案が、果たしてこの伝統的な音楽の世界で受け入れられるのだろうか。失笑ものではないでろうか。実際そのような失笑の連続が我々の楽器開発の歴史でもありました。

そこで2年前にこのRC-808の初公開でお世話になった藤本健さんと齋藤久師さんにデータを送って評価してもらいました。
失笑どころか、お二人からは高評価をいただき、齋藤さんはこのドラムラップは「アナログマフィアからのミュージシャンへの挑戦状だ」とのメッセージをいただきました。
併せてチャンジ氏の曲にはお褒めの言葉と、曲ごとに丁寧なアドバイスが添えられていました。

「では齋藤さんも”挑発者”としてコラボしませんか?」と提案したところ、クレディットつきで快諾してくれました。お世辞でなく本気でした。当コンテストに対する齋藤さんのコメントはこちらからご覧いただけます。

概要

Drum Rapとは言っても特に新奇な機構はなく、RC-808のシンセでディケイが長、中、短のもの、要するに Open、Normal、Closed の楽器を合成して、リズムを作成します。
ディケイが異なるそれぞれの楽器をシーケンサのドラムトラックのNoteに割り当て、同様にピッチの異なる幾つかの同じ楽器を隣接Noteに割り当てて、これらをピアノロールで制御するものです。 
アナログマフィアが提供するDrum Kit ではなく、独自のKit、楽器を作りたい人は挑戦してください。RC-808での音作りは難物です。サポートはできませんが、良い作品ができれば採点に有利かもしれません。

募集要項

開催期間

2021年9⽉9⽇(⽊)〜11⽉30⽇(⽕)

参加方法

  1. Instagram の RC-808アカウント「the808isonlythebeginning」をフォロー。
  2. RC-808 Standalone 版もしくは Plugin 版を使って、オリジナルの Drum Rap を作成(RC-808の無料ダウンロードはこちらから)。
  3. 「#recreate808」のハッシュタグをつけてご自身のInstagramに投稿。
  4. ⼊賞者には、12⽉中旬に Instagram のダイレクトメッセージでご連絡いたします。

※⼊賞作品は公式Web サイト、Instagram RC-808 公式アカウントで紹介します。
※入賞者にはRC-808オリジナルT シャツ(菊本忠男サイン⼊り)を差し上げます。
※以下の2つの参加条件を満たしている場合、応募規約に同意したものとみなします。
・ RC-808 アカウント「the808isonlythebeginning」をフォローし、 「the808isonlythebeginning」からのフォローを承認してくださる⽅
・ハッシュタグ「#recreate808」をつけた投稿

応募規約

▼参加条件(応募資格)

  • RC-808のみを使った作品であること(※下記補足を参照)
  • Instagram アカウントをお持ちで、アカウントのプライバシー設定が「公開」になっている⽅
  • RC-808 アカウント「the808isonlythebeginning」をフォローし、「the808isonlythebeginning」からのフォローを承認してくださる⽅

※補足

  • シーケンサーの種類は問いません。
  • パラメーターはRC-808 で提供しているDrum Kit(.allprm)の他、Inst 内部のパラメーターを編集してオリジナル⾳⾊を作ったり、Standalone 版で個別のInst(.prm)を組み合わせてオリジナルの Drum Kit を作成しても構いません。
  • このようなDrum Rap はDAW と既存のサウンドライブラリで簡単に作成できますが、今回のコンテストの意図からは外れるため、RC-808以外の⾳源を使⽤した作品は審査対象外といたします。

▼⼊賞作品発表

コンテスト終了後、⼊賞者に Instagram のダイレクトメッセージでご連絡します。
⼊賞作品は公式Web サイト、Instagram RC-808公式アカウントで紹介します。

▼注意事項

  • 参加条件が満たされていない場合には無効になります。
  • 著作権に違反する作品、公序良俗に反する作品のご応募は無効になります。
  • ⼊賞作品はWeb、SNS などで紹介させていただきます。
  • この企画は、Instagram が⽀援、承認、運営、関与するものではありません。
  • 予告なく投稿⽅法の変更、⼜は中断を⾏う場合があります、
  • 同じ作品の複数投稿は無効となります。同じアカウントで異なる作品の複数投稿は歓迎です。
  • ⼊賞者のみにInstagram のダイレクトメッセージでご連絡します。
  • 下記に該当する場合は、⼊賞後であっても⼊賞は無効になります。
    – ⼊賞後、Instagram のダイレクトメッセージで指定した期間までに賞品の発送先情報(⽒名・ご住所・メールアドレス)がご連絡いただけない場合。
    – ご連絡いただいた発送先情報に不備がある場合。
    – その他、ご応募に関して不正な⾏為があった場合。
  • 本コンテストの応募にかかるインターネット接続料、及び通信量は応募者のご負担となります。

▼禁⽌事項

  • 「著作権」等、その他の知的財産権を侵害する⾏為。
  • 勝⼿に転載する⾏為。
  • 募集要項に違反する⾏為。
  • 本コンテストの運営を妨げる⾏為。
  • 他者のプライバシーを侵害する⾏為。
  • 犯罪に結びつく、⼜は、連想させる内容を投稿する⾏為
  • 事実に反する情報を投稿する⾏為。
  • 他⼈になりすまして投稿を⾏う⾏為。
  • 法令、公序良俗に違反し、他のユーザーもしくは第三者に不利益を与える⾏為。
  • その他、アナログマフィアが不適切と判断する⾏為。

参考曲

DJ Saito 氏による当コンテスト用スペシャル・デモトラック


Analog Mafia チャンジ氏によるデモトラック

景品

アナログマフィア及び当コンテスト審査員により優秀作品を選出し、景品としてオリジナルTシャツ(希望者には菊本忠男のサイン入り)を進呈いたします。